ペーパータグ(下げ札)

ペーパータグ(下札)について

ペーパータグ(下げ札)は商品のイメージを印象付ける大切なアイテムの一つです。もし、売り場で商品を買う際に下げ札が無かったり、無地札に値段シールだけ貼ってあった場合、購買者が受ける印象はどのようなものになるでしょうか。清水ネーム株式会社では小ロットでもお客様のブランドイメージ向上につながる下げ札を提案、生産させて頂きます。

  • 印刷方法によって最小ロットは異なります。印刷方法(印刷手法)の項目を御確認下さい。
  • 条件によっては品質印字、バーコード印字等も承ります。

「紙」と「印刷手法」について

下げ札には様々な仕様がありますが、大きく分けると「紙の質感」「印刷方法」そして「加工」が主な項目となります。それぞれの項目の概要を下記に記載していますが、ロットによって最適な方法が異なることがあります。お問い合わせいただく際は表現したいデザインと数量をあわせてご提示いただけますとよりよいご提案をさせて頂くことが可能です。

下げ札に適した用紙の種類と特徴

ペーパータグ(下げ札)に用いる紙の種類は非常に多くあります。一般的に、通常の紙と比較すると、紐やLOXで吊ることから少し厚めのものが多くなっています。ここでは参考としてイメージ別で8種のタイプに分類いたしました。この8種以外のイメージや、重複するイメージでも作成可能ですのでご希望のイメージをお教え下さい。

ナチュラル系、ボール紙系

自然で柔らかな質感を持つ紙や、ケナフのような非木材素材、マットでカッチリした厚紙系、その他、ラフなクラフト系等があります。ナチュラル系はカジュアル系のみならず、雑貨や高級ブランドにも多く用いられます。ナチュラル系は綿や麻など吊糸の選択も重要な要素の一つです。

タフでラフな雰囲気や、エコなイメージまで多彩な用途に使用されるナチュラル系及びボール紙系のペーパータグ製造例写真です。

ブラック・ホワイト系

モノトーン系の紙はブランドのジャンルを問わず、最も定番の一つです。 一口に白黒といっても銘柄によってザラツキ感や繊細さ等において違いがあります。白系は繊細さやシンプルさを求めるブランドイメージのアピールに、黒系は金銀や黒等の箔押しによって高級感を表現する等の方法がよく用いられます。

白黒下札の生産例写真です。ブラックタグやホワイトタグは通常のオフセット印刷の他、箔押しや部分光沢等、多くの表現方法を用います。

カラーカード(色紙)系

紙自体に色がついた用紙の内、比較的色数が多いものを指します。選択可能な色や紙厚、また、質感、光沢感、価格については各紙銘柄によって異なります。カラーカードにご希望の色が無い場合は白紙に全面印刷する等の方法も可能です。

色紙系の下げ札の生産例写真です。ポップな色彩のみならず、パステルカラーや生成調まで数多くの用紙ラインナップがあります。

エンボス、ラフ系

紙にエンボス(凹凸加工)のある用紙です。エンボスの種類は数多くあり、イメージによって使い分けます。エンボスには特に目立った方向性の無いものもありますが、一部には目(方向)があるものもあります。

深い凹凸から細いラインの様な模様、生地の様な質感等。こういった模様を持つ紙を使った下札の生産例写真です。

厚紙、合紙、特殊系

厚紙は人気のある仕様のひとつです。元から厚い紙を使用する他、紙を張り合わせる(合紙)ことも可能です。単に厚みを増やすだけでなく、例えば、表はエンボス紙、裏面は印字用にコート紙といった方法も製作可能です。

厚みのある紙銘柄の他、複数の紙を合紙して下札を作成することができます。そういった厚紙、合紙系の生産例写真です。

メタリック系

金銀パールの様な光沢感をもったものや金属風の紙の他、鏡面調の紙等があります。中にはカラーが比較的多いものや、独特の魅力的な質感を持ったものもあります。金調の紙に艶ありや艶なしの金箔押し等もよく用いる手法の一つです。

金色や銀色、パールカラーの下げ札の生産例写真です。とても商品に映える下札は商品をより高級に見せることができます。

印刷方法(印刷手法)の種類と特徴

下げ札の生産にはいくつかの印刷方法が用いられます。それぞれに特徴があり、これらを組み合わせて生産することも可能です。
※デザインや数量、使用用紙種類によって適さない組み合わせがありますので詳しくは見積もり依頼で御確認下さい。

オフセット印刷系

平版(オフセット)を用いて印刷する方法で、最も標準的な下げ札印刷方法となります。版を使用するタイプと使用しないタイプがあり、それぞれ特徴があります。一般的に紙より濃い色の印刷に使用します。白引きや部分光沢も可能です。

  • 版を使用するタイプ:推奨ロット1000枚~
  • 版を使用しないタイプ:推奨ロット300枚~
  • 納期:約1週間~
  • 紙色より薄い印刷色には適さない場合があります。
オフセット印刷の生産例写真です。淡色の紙には定番の手法で、版を使用するタイプと版レスのタイプがあります。

箔押し(ホットプレス)、型押し

箔押し(ホットプレス)は薄い箔リボンを熱で転写する方式です。箔と言えば、一般的には箔は金や銀を思わせますが、白や黒等の通常色もあります。型押しは下げ札に凹みをつける方法です。

  • 推奨ロット:1000枚~
  • 納期:約10日間~
  • 細かすぎるデザインには適しません。
  • ツヤ有金銀、ツヤ消金銀の他、紙同色等が定番手法となります。
この製作例写真の様に、定番の金銀箔押し以外にも白や赤、紙色同色の箔押しもよく用いる手法です。

スクリーン印刷系

孔版を用いて印刷する方法でインク量が多く、暗色の紙に明色をきれいに表現することが出来ます。なお、ロゴが白などの場合、デザインによっては箔押しの方が安価になることがあります。

  • 推奨ロット:1000枚~
  • 標準納期:約10日間~
スクリーン印刷を用いた下札の生産例写真です。印刷色が白や赤の場合、箔押しの方が安価になる場合があります。

UV印刷、盛り上げ印刷

UV硬化インクを使うタイプの印刷方法になります。スクリーン印刷系と版レスオフセット系があり、スクリーン印刷系の方が高価ですが効果は高く、透明を印刷しても非常に印象的な仕上がりになります。オフセット系はスクリーンUVよりも安価にできますが、スクリーンUV程の盛り上がりはありません。しかし、細線などのデザインがある場合は繊細な仕上がりにすることができます。

  • 推奨ロット(スクリーンUV):1000枚~
  • 推奨ロット(版レスオフセットクリア盛上印刷):300枚~
  • 標準納期(スクリーンUV):2週間~
  • 標準納期(版レスオフセットクリア盛上印刷):10日間~
UV硬化インクを使用した下札の生産例写真です。透明印刷でも大きなインパクトが得られます。

表面加工、その他加工、特殊な手法の例

同じ紙、印刷方法を使用する場合でも、表面加工によってイメージは変わります。下げ札において最も基本的な加工は光沢加工、もしくは艶消加工といえるでしょう。そのほか、形状型抜き、ハトメ打ち、糸付け、折曲、両面テープ付け加工などアパレル用途向けの内職加工も可能です。

表面加工(光沢、半艶、艶消)

下げ札の表面に光沢を与えたり、艶消にしたりする加工で塗布系とフィルム系があります。下札表面加工は下げ札の見た目の印象を変えるだけでなく、印刷面積が多い場合にインクを保護する目的や、フィルム系の場合には下げ札強度を高めたり、折曲加工に伴う印刷割れを防止する目的がある場合もあります。また、印刷方法によっては艶の有無を部分的に加工できる仕様もあります。 なお、紙の質感を生かす場合は表面加工はしない事が多いです。

  • 同じ艶消でも種類があり、用紙や印刷によっては適用できない組み合わせがあります。
  • 部分クリア(部分光沢)は用紙、及び、印刷方法に制限があります。

型抜き加工、筋押し加工

型抜き加工はデザインに応じた抜き刃を作成し 、これをもって変形形状の下げ札を作成する方法です。変形下げ札以外でも、例えば断裁出来ない様な小さな下げ札(ピアス用や宝石用の下げ札など)にも抜型を使用します。その他、折曲加工、筋押し加工等も行うことが出来ます。なお、印刷方法と形状、数量によっては多数有る有型が使用できる場合があります。その場合金型代が不要になります。

  • 抜き刃には種類があり、精度やコストが異なります。変形形状のお問い合わせには形状と数量目安をお教え願います。
  • 納期:2週間~

糸付け加工、樹脂パーツ付け加工

糸なしでの納品も可能ですが、糸付けも可能です。糸には種類がありますので別途ご選択下さい。機械付けできない糸付けは手加工で行いますので納期に余裕を見てください。高級品向けにロゴ入り樹脂パーツの製作、取り付けも可能です。また、ニットピン等も手配いたします。

  • 手付けになる例(一例)
    短い、または長すぎる糸長さ、太い糸、コーティングしてある糸、穴に糸を一本通して結ぶ以外の結び方、ハトメ類が有る場合、標準以外の穴位置、小さいまたは大きすぎる下げ札。二つ折り、または変形形状の下げ札。

ハトメ打ち、内職加工

糸付けを除く代表的な内職加工として、ハトメ打ち、折り曲げ加工、両面テープ貼り等があります。 両面テープ貼り加工は例えばスペア生地、スペアボタン袋等を製作する際に必要になります。 そのほか箱組みなども可能です。

  • 納期:要確認

お見積り依頼について

お見積もりは無料です。弊社では小ロットでも分かりやすいお見積書を発行させて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。お見積もりをご依頼いただく場合、お問い合わせ内容を弊社までご連絡願います。なお、弊社では見積もりをお送りした後(お客様側がお急ぎで至急確認事項を連絡する必要があるなどの場合を除き)不要な営業活動などは行っていません。
お見積もりあたり下記ご了承くださいますようお願いいたします。

  • 口頭でのお見積もりは致しかねます。もし提示した場合でも、有効なお見積になりません。
  • デザインによって価格は変化致します。デザイン未定のお問い合わせは想定デザインにてお見積もり致しますがデザインによっては生産不可能な場合、または再見積もりが必要になる場合があります。
  • お見積もり記載の有効期限を過ぎた場合、再見積もりが必要になる場合があります。
  • 弊社では全てのお問い合わせに対し返信することをお約束いたしません。問い合わせ内容、履歴、お客様のご対応によっては返信しない場合や、予告なく対応を打ち切らせていただく場合があります。予めご了承願います。

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